ジャン・クロード・バシュレ　ピュリニィ・モンラッシェ　レ・ゾビュ　2018

繊細な深みと切れ味のある2018年

サントーバンで1648年からの歴史を誇るドメーヌ、ジャン・クロード・バシュレ。父ジャン・クロードのあとを引継ぎ、ブノワとジャン・バティスト兄弟が運営しています。ビオディナミ栽培と出来る限り自然の状態で手を加えない醸造を実践し、テロワールの個性を引き出したキャラクターの強いワインを造っています。

ピュリニィ側レ・ザンセニエール区画の中にある「レ・ゾビュ」は、バタール・モンラッシェのすぐ下側に位置する水はけの良い、南向きの緩やかな斜面です。バタール・モンラッシェに似た石の多い粘土石灰質土壌ですが、表土はより軽い構成となっています。

柑橘類の皮と白い花の香りに、青リンゴ、ペストリークリーム、焼きたてのパンのニュアンスが混ざり合います。サテンのようでいて切れ味があり、芯に繊細な深みとエッジの効いた長い余韻が印象的です。