ジュリアン・スニエ　モルゴン　2022

豊満で肉付きのよい熟成向きガメイ

当主のジュリアンは、18歳の時から縁があってクリストフ・ルーミエの下で働き、ワイン造りの虜になりました。ある生産者の手伝いで滞在したボージョレで、そのテロワールの素晴らしさに魅了され、2008年に念願のドメーヌをスタート。土地の個性を尊重し、花崗岩土壌に植えられた素晴らしいガメイ品種のエレガントでピュアな果実味をしっかりと表現しています。

野生酵母を使用し、10日間カルボニック・マセラシオン(全房嫌気発酵)、その後10日間セミ・カルボニック・マセラシオンを行います。228Lのオーク樽で澱とともに8～11カ月熟成。醸造と熟成中にSO2は添加せず、無濾過で瓶詰め時に極小量のみ添加しています。

ブラックチェリーやスパイスが香る、豊満で肉付きの良いワイン。しっかりしたボディをもち、絹のような美しいタンニンがエレガンスを演出しています。できれば数年はセラーで熟成させてからお召し上がりください。