ドメーヌ・デ・テール・ドレDomaine des Terres Doreesボージョレ南部で高い評価を受けている数少ないドメーヌテール・ドレはボージョレ南部に本拠地を構えながら高い評価を受けている数少ないドメーヌの1つです。リヨンから近い南ボージョレのシャルネイ村で孤軍奮闘している現当主のジャン・ポ-ル・ブラン氏。1973年に両親が運営していた農場を引き継ぎ、70年代にパリのワイン商スティーブン・スパリュア氏に見出され名声を確立してきました。ドメーヌ名は「黄金色の土壌」という意味。村の建造物は黄金色の岩を切り取って建てられたため、村全体が黄金色に輝いています。 ブルゴーニュの伝統的な醸造方法を実践栽培種はガメイ、シャルドネ、ピノ・ノワールの3品種。醸造方法は従来のボージョレのような除梗しないセミ・マセラシオン・カルボニックではなく、すべて除梗し、アルコール発酵を用いてテロワールを表現するブルゴーニュの伝統的な醸造方法を実践しています。土壌は20~30cmの石灰質土壌の下に鉄分を多く含む赤い岩石が敷き詰められており、南部の石灰質土壌から生み出されるガメイ、シャルドネ、ピノ・ノワールの品質が高く、高い人気を誇っています。黄金色の石灰質土壌のミネラル分の影響から、他のボージョレとはスタイルが全く違う、ブルゴーニュを連想させるようなワインを造り出しています。 |