1級畑で最もクラシカルなスタイル

ドロワン家は1537年には畑を所有していたシャブリの老舗ドメーヌです。レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2019では3ツ星を獲得しています。

モンテ・ド・トネールは、シャブリの街の東、南向きの斜面に位置する1級畑です。特にこのドロワンのものはグラン・クリュに近い評価を得ており、ドメーヌのシャブリの中で、最もクラシカルなスタイルです。昔はバトナージュをしていて重いスタイルでしたが、今は澱を使い還元状態にしてミネラル感を出しています。20〜25％を樽(新樽30〜35％)で熟成させます。

生産者は「クラシカルなヴィンテージでなくても、いつもクラシカル。ヴォーロランのような持続性に、火打石、牡蠣のアロマも感じられ、ミネラルもある。長熟タイプなので、もし新しいヴィンテージを飲むならヴァイヨンをおすすめしたい。モンテ・ド・トネールは15年後に美味しい。」とコメントしています。圧倒的な存在感を放つグラン・クリュの様な風格があるワインです。