フランソワ・カリヨン　ピュリニィ・モンラッシェ　1er　レ・ぺリエール　2021

高樹齢の2区画から造られる緊張感に満ちたキュヴェ

ルイ・カリヨンといえば、ルフレーヴやソゼと並ぶピュリニー・モンラッシェ屈指の造り手で、歴史は1632年まで遡ります。先代ルイの引退に伴い、2010年にドメーヌは兄弟の間で分割され、次男のフランソワが起こしたドメーヌがフランソワ・カリヨンです。2014年には「La Revue du Vin de France」にて、ブルゴーニュで最も偉大な50ドメーヌに選出され、ますます注目を集めています。

コンベット、ルフェール、クロ・ド・ラ・ムシェールというピュリニィの著名畑に囲まれた1級畑ぺリエール。樹齢50年以上のペリエールと1973年に植樹されたペリエールの2つの区画を所有しています。

ワインは非常に緊張感があり、ミネラルとキリっとした酸を備えています。口に含むと力強い味わいが広がり、引き締まった余韻へと向かいます。石のようなアロマと石灰質のミネラルが、柑橘系ソルベや、核果のアロマを引き立てています。