ドメーヌ・J&J・アルシャンボーDomaine J&J Archambaud一切妥協せずに実直なワインを生み出すヴォーヌ・ロマネの新星新しいドメーヌですがワイン造りの家系は古く、現当主の祖父にあたるピレネー出身の軍人フランソワ・ジェルべと、ヴォーヌ・ロマネ村のドメーヌ・シリュグの娘スゼット・シリュグの婚姻により、1947年にドメーヌ・フランソワ・ジェルべが誕生した事からはじまりました。夫妻の3人娘のうち2人はドメーヌ・フランソワ・ジェルべで父と共に働き、今日ではその畑はフィサン村のドメーヌ・ジェルべ・ベルトーへと受け継がれています。もう一人の娘の息子兄弟がドメーヌ・フランソワ・ジェルべの残り3分の1の畑を引き継いだ事によって2013年に誕生したのが、ドメーヌJ&Jアルシャンボーです。現時点でメディアへの露出はほとんどないヴォーヌ・ロマネ村の新星です。 合計3.2haと小さいですが手入れの行き届いた畑には、50~90年の古樹が植わっています。畑を引き継いだ2013年当初よりビオロジックによる栽培を実践し、2019年にはECOCERT認証の取得を予定しています。レジョナルから村名、1級、特級までありますが「等級によるワインの良し悪しは無い。素晴らしい畑に恵まれているので、それぞれのテロワールを最大限に尊重し畑から醸造まで同等に扱う。細部までこだわり、一切の妥協はしない。」というのがドメーヌの哲学。J&Jとはジャン・フィリップとジャン・クリストフ兄弟の頭文字。エノログでもあるジャン・フィリップ・アルシャンボーの前職は、シャブリのシモン・フェーヴル支配人で、現在はシャトー・ド・サントネイの支配人も務める生粋のブルギニヨンです。醸造に関しては、名は明かしていませんが、ヴォーヌ・ロマネより数キロ北にある有名ドメーヌの知人醸造家をコンサルタントとして迎え、一緒に行っています。抽出をし過ぎず、綺麗な赤い果実味と、キメの細かい上質なタンニンと酸味を持つ、実直で正統派なスタイルのワインを造っています。 |
ドメーヌ・J&J・アルシャンボー Domaine J&J Archambaud
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