素晴らしい濃縮感をもつ長期熟成タイプの1級畑

ダニエル・リオンは1955年に創設され、長男パトリスが「ブルゴーニュ新世代のスター」として名を馳せたことで評価が高まったドメーヌです。パトリスは2000年を最後に独立し、現在は次男クリストフと三男オリヴィエが共同で、栽培から醸造まで行っています。

畑は谷の入り口の急斜面に位置しており、標高は280～300mです。土壌は固い石灰岩の下層土と浅い石灰岩で構成され、上質なストラクチャーと高い濃縮度を持つブドウを生み出します。ブドウ樹の樹齢は約30年です。

チェリーやカシス、サンザシやワイルドローズ、すみれなどのフローラルなアロマを、シルキーなタンニンが支えています。長期熟成タイプのこのワインには、熟成するにつれてトリュフや砂糖漬けのフルーツを想わせる素晴らしい濃縮感が現れるため、鹿肉をはじめとするジビエを使ったお料理とよく合います。是非数年寝かせてからお楽しみください！