ド・モンティーユ　ヴォルネイ　1er　レ・タイユピエ　2016

繊細かつ複雑なモンティーユの世界観

古典的ワインの銘醸家として名の知れたヴォルネイの大ドメーヌ、ドメーヌ・ド・モンティーユ。かつては「いつ開くのかわからない」と言われるワインでしたが、今日では若いうちから香り高く、かつ長期熟成にも十分耐えるスタイルへと大きく変化しています。

ポマール村寄りの斜面中腹にある代表的な1級畑「タイユピエ」。1級畑「クロ・デ・シェーヌ」と「クロ・ド・ラ・ブースドール」に挟まれた、石灰質土壌の畑です。モンティーユは斜面中腹の条件の良い区画に、1.51ha所有しています。急斜面に畑がある為、畑名もその名の通り「タイユ・ピエ（足が疲れる）」と名付けられました。

圧倒的な果実味と、絹のようになめらかな質感。ヴォルネイの特徴である流れるような妖艶さと、モンティーユのかもし出す繊細かつ複雑な世界が混じり合って見事なハーモニーを奏でています。