極少量のみ生産されるルーロのモノポール

ルーロ家は、イギリスの評論誌「ザ・ワインズ・オブ・バーガンディ」で3ツ星を獲得するなど、コシュデュリやコント・ラフォンに次ぐ白ワインのトップ生産者です。

クロ・デ・ブシェールはポリュゾに隣接する、1級畑レ・ブシェールの中にあるルーロのモノポールです。1995年に購入した畑で、ファーストヴィンテージは2011年。とても小さい区画で、極少量しか造られていません。東向き斜面という日照の良さから、果実が早く成熟するため、常に最初に収穫される区画でもあります。

ハーブや、アプリコットの華やかなアロマに、豊かなミネラル。ややオイリーなボリュームのある口当たりで、時間が経つにつれてフェンネルやレモングラス、アーモンドのニュアンスが広がり、次々にやってくる層の厚い味わいは深く長い余韻へと続きます。ルーロの特徴である余韻の長さを堪能することができる垂涎の１本です。