160周年！ 代々継承される畑「クロ・デ・レア」

ヴォーヌ・ロマネ村のシンボル、グロ家は19世紀後半にはドメーヌ内で瓶詰し、直接販売を始めたという名門です。1963年、4代目のルイの引退時に4人の子供が2組に別れ、2つのドメーヌに分割されました。長男のミシェルはドメーヌの建物とモノポールのクロ・デ・レアを始めとする4haを得てミシェル・グロの運営を強化し、現在に至ります。

2019年は、グロ家の看板畑ヴォーヌ・ロマネ1級クロ・デ・レアを入手して160周年となる記念すべき年です。そのため、こちらのエチケットは、1860年当時のドメーヌ・グロ=ゲノーの復刻ラベルとなります。

石灰岩の大きな岩がゴロゴロとあり、泥灰土が混じる土壌。この泥灰土がワインにエレガントな香りを与え、タンニンはシルキーになります。ワインのバランスはかなり良く、若い内から美味しくお楽しみいただけますし、また、10～15年の熟成に耐え得るポテンシャルもあります。