熟成ラグランジュの魅力的な味わい

シャトー・ラグランジュはサン・ジュリアン格付け第3級シャトーです。1983年に日本企業のサントリーが買収してからブドウ樹の植え替えや醸造設備を一新するなど、ありとあらゆる改革を実施。その結果、品質が飛躍的に向上しグラン・クリュシャトーとしての名声を復活させます。21世紀に入り1983年以降に植えた苗木が、シャトーの主力となり、シャトー・ラグランジュは、グラン・クリュの畑が持つポテンシャルの限界に挑戦し続けています。

10月上旬から中旬にかけて手摘みで収穫が行われた2012ヴィンテージ。平均樹齢40年のブドウを使用し、新樽率60％で21カ月の熟成が行われます。ボトリング前にラグランジュの芸術的ブレンドで仕上げられています。

カシス、ブラックチェリーの果実香に、ほのかにスギ、リコリスやたばこの葉のアロマが感じられます。程よい熟成を経て、熟成したラグランジュの個性である、繊細で、芳醇な味わいをお楽しみいただけるワインです。