優美で芳醇なサンジュリアン第3級

シャトー・ラグランジュはサン・ジュリアン格付け第3級シャトーです。1983年に日本企業のサントリーが買収してからブドウ樹の植え替えや醸造設備を一新するなど、ありとあらゆる改革を実施。その結果、品質が飛躍的に向上しグラン・クリュシャトーとしての名声を復活させます。21世紀に入り1983年以降に植えた苗木が、シャトーの主力となり、シャトー・ラグランジュは、グラン・クリュの畑が持つポテンシャルの限界に挑戦し続けています。

新樽率60%で18～20ヶ月間樽熟成を行います。美しい果実味と豊かで溶け込んだタンニンがあり、芳醇で長い余韻が感じられる、長期熟成タイプのワインです。

深みのある色調で、黒系果実やスパイスに程よい樽の香りが優美に溶け込みます。2013年はしなやかさを備えたエレガントなヴィンテージです。バランスの取れた見事な仕上がりです。