バランスに優れた原点回帰のシルヴァネール

ドメーヌ・ミューレは、1650年から続くアルザス・ローファ地区のビオディナミ生産者です。先代のルネが11代目、ルネの子供であるヴェロニクとトーマスが12代目として現当主を務めています。

シルヴァネールは1950年代から60年代にかけてルファックと近隣のノーブル渓谷で、最も栽培されていた品種です。この土地の石灰質土壌に非常に適していることが判明しており、このシルヴァネール・オリジネルは原点の場所であり、新鮮で明確なワインへの回帰なのです。

樹齢約40年の古樹のブドウを使用していることもあり、一般的なシルヴァネールよりも果実味がはっきりと感じられます。ドイツの線の細いシルヴァネールと比べると少ししっかりしていますが、強すぎることもなく酸とのバランスもよい満足度の高い1本です。和食、洋食どちらとも相性が良く、アルザス、ドイツ、オーストリア好きの方におすすめです！