アルザス最古の畑が生む鮮烈な味わい！

ヴァインバックは、1612年にカプチン派修道僧により設立された歴史あるドメーヌで、二代目にあたるテオ・ファレール氏が亡くなった後、コレット夫人とその娘のカトリーヌとローランスが引き継ぎました。現在は長女のカトリーヌがドメーヌ運営を、息子であるテオ氏が栽培を担当しています。造り出されるワインからは、女性らしい凛とした華やかさが感じられます。

こちらは1975年にアルザスで最初に認定されたグラン・クリュ「シュロスベルク」の急斜面の頂上で造られたブドウを使用しています。シュロスベルクの80haのうち、ヴァインバックは8haと最大の所有者。花崗岩に砂岩が混じり、ミネラルが豊富な土壌です。清純な果実味を持ち、とても繊細なブドウが生まれます。

リースリング100％のシュロスベルグも存在しますが、こちらはシュロスベルクの中でも最上部、森のすぐ近くの区画のピノ・グリから造られる特級ワインとなっております。砂利、花崗岩土壌でピノ・グリは育ちます。

いきいきとした柑橘、黄リンゴの香りに、わずかにスモーキーさや森の香りが漂います。高い標高から生まれるため、鮮烈でクリスピーな酸を備えています。