ドメーヌ・オー・モワンヌ　ル・ベルソー・デ・フェ　NV(2023)

神秘的な畑で生まれた透明感溢れる白

ドメーヌ・オー・モワンヌはサン・ニコラ・ダンジェの修道僧によって築かれ、現在はラロッシュ家が運営をしています。独立A.O.C.が名乗れる、「ロッシュ・オー・モワンヌ」を所有し、極上白ワインを生産しています。2009年よりビオディナミの認証を受け、テロワールを最大限に引き出したワイン造りも更なる高みに到達しようとしています。

表記上NVのVDFだが、全て特級格ロッシュ・オー・モワンヌの区画の若木VdF。「ル・ベルソー・デ・フェ」とは「妖精のゆりかご」の意味。昔から妖精が現れるという、松林に囲まれた神秘的な区画の若木ブドウを使用しています。ステンレスタンク内で16℃で低温発酵後、タンクで9カ月間熟成されています。

白い果実が生き生きと香り立ち、しなやかに優しく、すっきりと軽やかな、透明感溢れる繊細な味わいかつ、凝縮度の高いミネラルが備わった味わいです。呼称上ではヴァン・ド・フランスとなりますが、まさに“プティ・サヴニエール”と呼ぶべきワインです。

※NV表記ではありますが、実際には2023年産の手摘み収穫のブドウからつくられています。