J.ヴィニエJ.Vignierクラマンで最も注目を集める造り手J.ヴィニエは、コート・デ・ブランとコトー・デュ・セザネの土壌に16haのシャルドネを所有する、今世界で注目を浴びているシャンパーニュの造り手です。全てのキュヴェはシャルドネ100%。厳選された区画で土壌や気候、シャルドネの特別な調和を反映した真のテロワールを追求するシャンパーニュを造っています。シャンパーニュ地方に9世代続く造り手で、歴史は1530年に遡ります。20世紀初頭、現当主であるナタリーの祖父であるポール・ルブランは、父親のアンリ・ルブランから引き継いだ2haの土地を所有しました。ポールは、第一次世界大戦後にコート・デ・ブランで独立したブドウ栽培者になることを決心し、1931年にシャンパーニュ・ポール・ルブランを設立しました。現在は、8代目である両親から引継いだナタリーとジャンの兄弟が、9代目としてドメーヌを運営しています。ブドウ畑とセラーをナタリーが、マーケティングをジャンが担当しています。ナタリーの夫であるユベール・ソローは、エペルネのル・クロ・ラベの生産者で、家族ぐるみの友人であるセバスチャン・ニケルは醸造家で生物学者です。ナタリーとセバスチャンは、彼らの夢とビジョン実現のために人脈を構築していき、現在協力して事業を行っています。(↑画像:ナタリーとセバスチャン) 栽培・醸造1950年から2010年の間に植えられたブドウ樹は、コート・デ・ブランのグラン・クリュに分類される3村(クラマン、オワリー、シュイィ)の白亜質土壌の斜面に深く根付いています。そこから南に約50キロの距離に位置するコート・ド・セザンヌは、豊かで肥沃な土壌と気候に恵まれています。ブドウ栽培は農薬や除草剤を使用せず、収穫量を減らし、さらに収穫したブドウを厳しく分別することで、健康的で美味しいブドウを得ることがドメーヌの務めの⼀つだと考えています。2019年11月に、HVE(=Haute Valeur Environnementale:環境価値重視)認証レベル3を取得しました。J.ヴィニエの瓶詰めはすべて、最適な成熟度で手摘みされたブドウで、最初のプレスのみを使用。清澄化のための澱下げと、厳選された酵母による低温での遅い発酵を実施。ベースワインはステンレスタンクで発酵し、マロラクティック発酵を経て、数カ月間のタンク熟成が行われます。二次発酵のための瓶詰めは春に実施。澱抜き前のボトル熟成は最低48カ月(平均4~8年、一部のキュヴェでは8年または12年まで)。酸化防止剤の二酸化硫黄は、ブドウの純度を高めるために添加しています。 国際舞台での輝かしい受賞歴と評価フランス国内だけでなく、ベルギー、オランダ、ドイツ等へも輸出しており、その評価は非常に高く、デカンター・ワールド・ワイン・アワードやインターナショナル・ワイン・チャレンジでの受賞や、アシェット、アンドレアス・ラッソンなど、数多くのガイドや雑誌で高評価を受けています。忍耐を要し、細心の注意を払って造られたブドウは、人工的な手を加えず醸造・熟成され、デゴルジュマン後のドザージュ量は最小限に抑えられます。J.ヴィニエは、シャンパーニュが人々の友情を祝い続けられるよう、この素晴らしい冒険を次の世代へと伝えたいと考えています。 |
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