ティエリー・ウリーThierry Houryアンボネイにのみ畑を所有する隠れた優良生産者ティエリー・ウリーは1909年に創業されたレコルタン・マニピュラン。ウリー家により代々ブドウ栽培とワイン造りが行われ、現在は女性当主のマリアンヌ・ウリーが醸造所を切り盛りしています。アンボネイにのみ畑を所有し、生産量は2万本とわずかです。 アンボネイは、最高級のプレスティージュ・シャンパーニュには欠かせないグランクリュのひとつ。モンターニュ・ド・ランス地区の南部に位置し、同地区のヴェルズネイやブジー、そしてヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のアイと並び、最上のピノ・ノワールの産地と称されます。豊かな日照がふくよかな果実の中にフィネスを備えたワインを生み、チャーミングな果実が軽やかに膨らみ、やさしく豊満な果実感をアイやヴェルズネイとは異なる重心の高さが際立たせます。モノポールを所有するクリュッグをはじめ、モエ・エ・シャンドンやポル・ロジェ、ルイ・ロデレールなど著名なメゾンが多く畑を所有することからも、この村の優位性がわかります。 所有する畑は、ピノ・ノワールが1ha、シャルドネが1.4haの計2.4haとわずか。この土地の偉大なテロワールをあますことなく表現するため、土壌の健全性を尊重した綿密な手作業で畑仕事を行い、ベースワインの発酵にはステンレスタンクを使用しています。ティエリー・ウリーのフィロソフィとワイン造りを真に理解する、ワインに情熱がある顧客に絞って販売しているため、市場でほとんど見かけることはありません。輸出もほとんどされていない、限られた者のみが手にすることができる貴重なアンボネイ100%のシャンパーニュです。 |
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