大胆さを感じるナチュラルな造りのキュヴェ

ピエール・ジェルベは、シャンパーニュ地方南部の産地コート・デ・バール地区の中心地で5つの谷が交わる交差点、セル・シュール・ウルス村に4世代続く家族経営ドメーヌです。一般的にピノ・ノワールが多く栽培されている地域ですが、ジェルベでは伝統的に白ブドウの栽培比率が高く、中でもピノ・ブランは4.5haを栽培しているのが大きな特徴。このピノ・ブランは、最終のブレンドに大きな個性をもたらしています。

現在、父とともにドメーヌを取り仕切る20代のオーレリアンは、ボーヌの醸造学校で学び、コート・デ・バールというブルゴーニュとシャンパーニュの中間地で、双方の良さが自然と融合したセンスの良さを感じるシャンパーニュを生み出す今後注目の若きヴィニュロンです。

こちらはドメーヌの新しい顔、オーレリアンが手掛けるキュヴェ。粘土石灰質土壌の区画で栽培される樹齢50年のピノ・ノワールを使用しています。醸造時はSO2無添加、ドザージュゼロで造られ、大胆という意味の「ロダス」のワイン名の通り、大胆さを感じるシャンパーニュです。ナチュラルな造りが、ピノ・ノワールの持つリッチさと果実味を引き出しています。