ピエール・ジェルベPierre Gerbais4世代続く家族経営のドメーヌピエール・ジェルベは、シャンパーニュ地方南部の産地コート・デ・バール地区の中心地で5つの谷が交わる交差点、セル・シュール・ウルス村に4世代続く家族経営ドメーヌです。一般的にピノ・ノワールが多く栽培されている地域ですが、ジェルベでは伝統的に白ブドウの栽培比率が高く、中でもピノ・ブランは4.5haを栽培しているのが大きな特徴。このピノ・ブランは、最終のブレンドに大きな個性をもたらしています。畑はキンメリジ階に粘土石灰質の土壌で、歴史古いドメーヌらしく斜面の好立地に18.5ha所有しています。ブドウの平均樹齢は30年を越え、中には100年の樹もあります。 シャンパーニュとブルゴーニュの融合を図る若きヴィニュロン現在ドメーヌは世代交代の真っ最中。20代のオーレリアン・ジェルベが中心となり、父と共にドメーヌ運営を取り仕切り、若者らしく様々な改革を大胆に進めています。「シャンパーニュになる前の段階のワイン造りをしっかりと学びたかった」という理由から、アヴィズの醸造学校ではなく、ボーヌの醸造学校で学んでおり、グロ・フレール・エ・スール、アルヌー・ラショー、ジャン・グリヴォという一流ドメーヌの跡継ぎと同時期に仲間として学びました。彼らとは互いに影響を受け合っており、「ブルゴーニュ・スタイルのテロワールが現れた自然体なシャンパーニュを造りたい」と熱く語っています。コート・デ・バールというブルゴーニュとシャンパーニュの中間地で、双方の良さが自然と融合したセンスの良さを感じるシャンパーニュを生み出すオーレリアンは、今後注目の若きヴィニュロンです。 |
ピエール・ジェルベ Pierre Gerbais
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