ドザージュわずか！ムニエ100％のシャンパーニュ

ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区は冷涼で遅霜の被害を受けやすい地区として有名で、栽培されるブドウは、開花が遅いムニエ種が多く植えられます。

今回、セロス氏の信頼も厚いクリストフ・ミニョン氏は、ビオディナミ栽培で脇役的存在であったムニエ種100％で他のブドウ品種にも匹敵する、高品質のシャンパーニュを造り出しました！

空圧式圧搾機で丁寧に搾汁を実施(100％キュヴェを使用)し、20％は天然、残りはビオディナミで培養された酵母を使用して発酵します。マロラクティック 発酵の実施は、その年のワインの状況を見て判断されます。リザーブワインの比率は50％で、24カ月瓶熟に時間を要します。ノンフィルターでドサージュは3g/lと僅かなのも特徴的で、出荷の6カ月前にデゴルジュマンします。

心地良いきめ細かい泡立ちが印象的で、アーモンドや複雑なフルーツ香が絡み、柔らかく、ふくよかながら、酸のキレも良く、個性的で味わいのバランスが素晴らしい仕上がりとなっています！