収穫年の個性を最上の形で表現―ジャクソンの代名詞「#700シリーズ」メゾンの画一的なスタイルを追求するのではなく、収穫年の個性を毎年最上に表現する「キュヴェ#700シリーズ」。キュヴェ734以降、瓶内熟成の期間をさらに1年長くし、最低4年間寝かせてからデゴルジュマン。また、2003年以降、ヴィンテージワインは「シングル・ヴィンヤード・コレクション」に特化し、一般的な複数区画のブレンドによるヴィンテージ・シャンパーニュの生産を中止しました。それにより、かつてヴィンテージ用に使っていた上級のブドウを、惜しげもなくこの#700シリーズにブレンドすることで、プレスティージュ・シャンパーニュに匹敵する「最上級のノン・ヴィンテージ・シャンパーニュ」に昇華したのです。 今やジャクソンの代名詞となった#700シリーズは、シケ兄弟のメゾン継承以来30年に及ぶ様々な改革と不断の努力の果てに、キュヴェ740で「メゾンとしての完成形」に到達しました。738までは、全体の約30%に使用されていたヴァン・ド・レゼルヴが、740以降は全体の20%に減り、優れたヴィンテージの収穫年の個性がより明確に表現されるようになったのです。 「ピノ・ノワールの傑作年」至高のその先へと昇華するキュヴェ744数字を重ねる毎に、シャンパーニュの歴史に刻印されてゆく至高の存在であり続けるため、完成形となった740以降も、革新の歩みを止めることなく挑戦を続けてきたジャクソン。シリーズ初のドザージュ0g/Lとなり「究極形」に到達した743をも凌ぐテンションの高さ、驚異的な熟成のポテンシャルを見せるキュヴェ744(ドザージュ0.75g/L)が待望のリリース! ベースとなるヴィンテージは2016年。2月の初めから気温が下がり湿度が高く、4月後半には深刻な霜害に見舞われました。しかし、春が終わる頃には日照に恵まれ、夏は非常に暑く乾燥した天候であったことから、ブドウは健全に熟し、とりわけピノ・ノワールが素晴らしい出来となりました。 シャンパーニュの権威であるアルベルト・ルペッティ氏も「700番シリーズ最高の出来」と大絶賛! ピノ・ノワールの崇高な気品と堂々たるエネルギー感を併せ持つ「新たな傑作」をお楽しみください。
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