ドメーヌ・デュ・グラン・クレス　コルビエール　キュヴェ・マジュール　2018

最上のピノ・ノワールを彷彿させるフィネスの極み

ドメーヌ・グラン・クレスは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの醸造と栽培に携わっていたエルヴェ・ルフェレールが設立。DRCで栽培責任者を務めた「栽培のエリート」が、「自ら最高のワインを造ってみたい」という思いで、南仏中に畑を歩き続け、「南仏のテロワールの特徴が現れる土地」「力強さだけでなく、エレガントでフェミニンなワインを生み出す土地」という条件に合致したテロワールを探しあて設立したドメーヌなのです。

高度に洗練された究極の南仏ワイン。「マジュール」とは、抗うことのできない神の力や大自然の力を意味。 南仏では稀な、ブルゴーニュ同様の石灰岩だらけのアルジロ・カルケール土壌の畑の葡萄を使用。高地ゆえに涼しい気候と、石灰岩に起因した高めの酸とミネラル感を伴うワインが生まれます。ステンレスタンクで発酵。約4週間のマセラシオンの後、1/4を新樽、3/4を1年樽で12カ月間熟成。その後ブレンドしタンクで更に12カ月寝かせます。

ブラックベリー、炒ったスパイス、リコリス、土っぽい香りが複雑に入り混じる高貴な香り。強さを秘めたフルボディの豊かな味わいながら鮮度も高くピュアな味わい。よく熟したタンニンは柔らかく繊細で、驚異的に長い余韻。強さとエレガンスを併せ持つ、ブルゴーニュのグラン・クリュに通ずるような偉大なワインです。