ドメーヌ・ロブレ・モノ　ヴォルネイ　サン・フランソワ　2021

1級畑のブドウを多く使用した贅沢な村名格

1865年よりロブレ家により営まれるヴォルネイの老舗ドメーヌで、現当主は4代目のパスカル氏が務めています。祖父の代より除草剤や化学農薬を一切使用せず、1997年からはビオディナミを実践するビオのパイオニア。驚愕の密植や収量制限、長期シュール・リーにより、クリスタル的なピュアリティをもつワインを生み出します。

「サン・フランソワ」とは現当主パスカル・ロブレの父の名に由来。こちらのワインは村名格にも関わらず、1級畑「ロバルデル」と、複数の村名区画をブレンド（ブシェール、シュール・ロッシュ、ビュット、ファミン、ポワゾン、パスキエ）しています。区画ごとに分けて醸造。フレンチ・オーク樽(新樽比率10％)で24カ月熟成します。

チェリーのような赤系果実のアロマに、黒コショウやミネラルのニュアンスが加わります。フレッシュな酸が特徴的に感じられ、繊細なタッチと見事なバランス。ヴォルネイらしい溌剌とした味わいが楽しめる逸品です。