混植混醸で造られるワイン！

テルチッチ家は、もともと大規模なワイナリーにブドウを売る栽培農家でしたが、3代目に当たるマティアズ氏が自らの土地の可能性を信じ、独自のワイン造りを始めたことが契機となり現在に至ります。9haほどの畑から産み出される年間わずか40,000本のワインは、いずれも豊かな果実味を持ち、酸とミネラルが調和した素晴らしい味わいを持ち、大変な人気を博しています。

こちらは、野菜畑のようにブドウを混植した畑から造られる、ヴィーニョ・デッリ・オルティ「野菜畑のワイン」と名付けられたキュヴェです。同じタイミングで収穫し、同じステンレスタンクで発酵を行う、混植混醸スタイルで造られています。

オイリーさやミネラルが感じられ、時間が経つとともに果実の香りがどんどん広がっていきます。柑橘類を思わせるさわやかな風味で、きれいな酸がワインのボリュームを程よく和らげ、美しい余韻を作り上げます。抜栓後、ゆっくり3～4日かけて変化を感じながら、お楽しみいただきたいワインです！