テルチッチ・マティアズTercic Matijaz土地の可能性を信じ、独自の手腕で直向きに醸造を行うワイナリーテルチッチは、スロヴェニアとの国境沿い、名醸地として名高いコッリオに位置します。もともと大規模なワイナリーにブドウを売る栽培農家でしたが、3代目のマティアズが、1989年にヴィエディロマンスのジャンフランコ・ガッロと出会った事をきっかけに、その指導の下、自らの土地の可能性を信じ、独自のワイン造りを始めました。 丘陵地に広がるコッリオは、北側のアルプス山脈からの冷たい風と、地中海からの温暖な風の影響を受けるため寒暖差が大きく、果実味と酸の豊富なブドウが収穫されます。9haほどの畑から生み出される年間僅か40,000本のワインは、いずれも豊かな果実味を持ち、酸とミネラルの調和した素晴らしい味わいがあります。 各ワイン誌に取り上げられる機会も増えましたが、それにとらわれることなく、地道に畑仕事を続けるマティアズの実直な性格が見事に表現されています。 |
テルチッチ・マティアズ Tercic Matijaz
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