チェントパッシ　テッレ ロッセ ディ・ジャッバショ　2022

複雑な香りを纏う華やかカタラット

チェントパッシはシチリア州パレルモ県サンチピレッロからコルレオーネにかけての丘陵地に畑を有するワイナリーです。かつて、マフィアの支配地域として数々の映画の舞台ともなったこのエリアは、行政との協力で1980年から徐々にマフィアより没収した土地のイメージの払拭と、葡萄栽培にも適していることから2000年以降に土地を整備し始めました。2005年より活動を開始したリベラテッラ組合は、有機栽培の農地と地元の発展を目的とし、そのワイン部門を『チェントパッシ』を設立しました。

標高約300ｍの粘土質砂質土壌は、土壌の酸化鉄が豊富で赤い土壌。1989年に植樹されたブドウ畑で、現在は有機栽培の認証も取得しています。9月中旬の手作業による収穫は、ヘクタール辺り6トンまでと収量を制限しています。90％をステンレスタンク、10％をセラミックタンクにて発酵をおこない、そのまま7ヶ月のシュール・リーを行います。

柑橘やリンゴ、ハーブなど複雑な香りの構成と、華やかさを伴う味わい♪魚介類や白身肉などとの相性は素晴らしいです！