希少品種から造られる魅惑的な甘口ロゼ

ムリ·グリエスのブドウ栽培の歴史は、ベネディクト会修道士たちがスイスのムリの修道会から追放されてグリエスの古代修道院に移ることを決めた、1845年にまで遡ります。1991年からベネディクト会ムリ・グリエス修道院の修道院長を務めるマルファー・ベノ氏が当主を担っています。

こちらのワインはモスカート・ローザから造られる甘口ロゼです。アルト・アディジェ地方でわずか12haしか栽培面積がない世界で最も希少な品種のひとつです。ステンレスタンク50%とバリック樽50%で12カ月間熟成されます。

明るいルビーレッドの色調を持ち、フレッシュなナツメグ、バラ、アプリコット、イチジク、クローブなどの多層的で強いアロマが広がります。甘さと酸の絶妙なバランスを備えたエレガントな仕上がり。フィネスがあり、陽気なフィニッシュが感じられる魅惑の甘口ロゼです。