親しみやすくいきいきとしたヴァルポリチェッラ

ジーメは、「ヴェネトの至宝」と称されジュゼッペ・クインタレッリのもとで10年修行した後、ワインコンサルタントとして活躍してきたチェレスティーノ・ガスパーリが2003年に満を持して立ち上げたワイナリーです。「ジーメ」はギリシャ語で、酵母や発酵を意味する言葉。固有品種のリサーチや遺伝子の研究を行ってきたチェレスティーノが、原点に立ち戻ってテロワールを表現したいという気持ちがこもっています。

こちらは「伝統的なヴァルポリチェッラを造ってほしい」とのリクエストに応えたワイン。若々しくさわやかで、ひと口飲んでおいしさを感じる親しみやすい味わいのワインを造るため、細心の気配りをしています。

少し紫がかったルビーレッドの色調。チェリーやラズベリー、スミレの香りが広がり、挽きたてのコショウのニュアンスも感じられます。フレッシュなフルーツを思わせるいきいきとした味わいで、口当たりはなめらかです。フィニッシュに持続性のある果実味が広がり、心地よい余韻をお楽しみいただけます。