ポデーレ・ポッジョ・スカレッテPodere Poggio Scaletteイタリアワイン界の重鎮によるカンティーナ1964年にミラノでコンサルティング・ワインメーカーの仕事を始め、多くのワイナリーのコンサルティングを行いイタリアワインの品質向上に寄与、イタリア醸造技術協会理事や国際醸造家組合執行委員という要職をも歴任してきた「イタリアワイン界の重鎮」がヴィットリオ・フィオーレ氏です。1978年に個人としてイタリアで初めてとなる醸造コンサルタントとして独立した、スター・エノロゴの先駆者的存在であるフィオーレ氏が、40年の経験を活かしてワイン造りを行うのが、「ポデーレ・ポッジョ・スカレッテ」です。 イタリアワイン業界自体の将来を背負い、世界各国を飛び回っていたフィオーレ氏でしたが、1978年、病気がちな妻の体調を思い、環境の良いトスカーナに移り住むことを決心。以来、経験と知識を集約させた自身のワインを造るべく畑を探し始め、ついにグレーヴェ・イン・キャンティ地区、ルッフォリに理想の畑を見つけ出しました。それが「イル・カルボナイオーネ」です。この小さな農園で、今ではほとんど存在しないといっても過言ではないキャンティ・クラシコの有名なクローン「サンジョヴェーゼ・ディ・ラモーレ」と出会ったのです。フィオーレ夫妻はその畑を購入。集大成ともいえるワイン「イル・カルボナイオーネ」を完成させたのは、1992年のことでした。 その後、1996年には、新たに隣接していた建物(現在のカンティーナ)と土地を購入、2003年にも4haの土地を購入しています。 |
ポデーレ・ポッジョ・スカレッテ Podere Poggio Scalette
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