マッツェイMazzei地域のワインに「キャンティ」の名を与えた人物マッツェイ家は14世紀からワイン造りを行う歴史ある家系で、現在は、フィリッポ・マッツェイ氏とフランチェスコ・マッツェイ氏の兄弟が24代目当主として、また、家族の全員が役員を務め、100%家族経営で運営しています。 トスカーナでもっとも受賞歴のあるワインブランドの1つであり、ガンベロ・ロッソをはじめ、数々の評論誌や評論家から高評価を獲得しています。 今ではよく知られている「キャンティ」というワインの名は、1398年にラポ・マッツェイ氏が最初に”wine of Chianti”という言葉を公の文書に使用し記録に残したのが由来といわれています。 また、18世紀にはフィリップ・マッツェイ氏が後にアメリカ大統領となるトーマス・ジェファーソン氏の依頼により、ヴァージニア州にブドウの木を植樹し、アメリカ大陸最初のブドウ畑を作りました。1980年のフィリップ氏生誕250周年には、「愛国者」としてアメリカで記念切手も発行されました。 新たな土地でのチャレンジ1435年に取得した「カステッロ・ディ・フォンテルートリ」の他に、1997年にはトスカーナのマレンマに「ベルグァルド」を、2003年にはシチリアの南東部に「ジゾラ」を設立しました。それぞれのテロワールとミクロクリマに適した土着品種の特徴を表現した、魅力的なワインを生み出しています。 |
マッツェイ Mazzei
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