カパルツォCaparzo新進気鋭の女性生産者が生み出す高品質ワインカパルツォの始まりは、1960年代終わり、トスカーナとワインを愛する友人グループがモンタルチーノの荒廃した土地を購入したことから始まりました。彼らは、たった13人の生産者や瓶詰め業者の集まりで、エステートを美しく再構築、近代化し、新しいブドウ畑に植樹も行いました。こうして、短期間のうちにカパルツォはブルネッロ市場へ進出することに成功しました。 はじめての醸造から30年余りが過ぎ、1998年、エリザベッタ・ニューディ・アンジェリーニがカパルツォを購入したことが転機となりました。 エリザベッタは若くして製薬会社を経営する夫と結婚しました。結婚後はアートの世界で働き、2人の子供を設けました。その後夫の死を受け、一度は製薬会社の役員となりましたが、新しい夢への挑戦のため会社を売ることを決意しました。夜間に大学へ通い、栽培・醸造学を習得し、1997年に「ボルゴ・スコペート」、1998年に「カパルツォ」、2002年に「アルテジーノ」を購入しました。 彼女はすぐに伝統と近代的技術を融合した高品質ワイン造りを実施し、素晴らしいテロワールを反映したワインが造られるようになりました。現在は息子のイギーニョと娘のアレッサンドラも参加しています。 |
テヌータ・カパルツォ Tenuta Caparzo
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