キャンティ・クラシコにおいて欠かすことのできない名門ワイナリー

カステッロ・ディ・アマは、言わずと知れたキャンティ・クラシコの名門ワイナリーです。オーナー兼醸造家のマルコ・パッランティ氏は、長年キャンティ・クラシコ協会の会長を務め上げ、2003年にはガンベロ・ロッソ誌のワインメーカー・オブ・ザイヤー受賞を果たしました。

マルコ・パッランティ氏は、キャンティ・クラシコが「早く飲める安ワイン」という存在だった時代に、「5年経っても美味しく飲める＝熟成するキャンティ・クラシコを造る」と目標を掲げ、収量を約50％に制限し、畑の特徴を活かすため、ブルゴーニュ的な「クリュ」ごとに収穫・醸造する方法を取り入れました。

彼が目指したのは、「キャンティ・クラシコ」のワインを造るのではなく、 あくまで「カステッロ・ディ・アマ」のワインを造ることです。キャンティ・クラシコの名に頼らず、自身の名に恥じない品質のワインを作ることを目指しました。そして類まれな努力により、ワインの品質は劇的に向上し、アマのワインとキャンティ・クラシコは世界的に高い評価を獲得しました。

カステッロ・ディ・アマは、キャンティ・クラシコの地位を復活させたイタリアが誇る名生産者なのです。