イタリア赤ワインのNo.1に選ばれた別格の味わい
ポッジョ・ディ・ソットは1989年、前オーナーのピエロ・パルドーニ氏によって設立されました。彼のビジョンは、伝統と革新を融合させた高品質のブルネッロ・ディ・モンタルチーノを生み出すことにあり、ミラノ大学と協力し、土壌にあったサンジョヴェーゼ・クローンを選択するなど学術的な視点から栽培、醸造を実践しました。また、醸造責任者として活躍したのは、ブルゴーニュのアンリ・ジャイエ氏、イタリアのジャコモ・タキス氏に並び称される、故ジュリオ・ガンベッリ氏。ソルデラや、レ・ぺルゴーレ・トルテといったサンジョヴェーゼの著名なワインの数々を手掛けた巨匠です。
2011年に経営権はコッレ・マッサーリのオーナー、クラウディオ・ティーパ氏に移ります。ワイナリーの哲学は、品質と伝統を守り続けることであり、今もなお、伝説とも言えるパルムッチ氏とジュリオ・ガンベッリ氏が築いたソットのスタイルのスタイルを引き継いでワイン造りを実践しています。トスカーナ地方の特有の気候と土壌を活かし、卓越したワインを造るため今も手作業による丁寧な作業が行われています。
ポッジョ・ディ・ソットの、複雑なテイストが混在しながらも透明感があってピュアなスタイルは、いつの時代も多くのワインラヴァーを魅了し続けています。2001年のブルネッロ・ディ・モンタルチーノがイタリアソムリエ協会発行のワインガイド「ドゥエミラヴィーニ(現ビベンタ)」で最高賞のチンクエ・グラッポリを受賞、ガンベロ・ロッソ ヴィニ・ディタリアにおいて、最高評価のトレ・ビッキエリを幾度も獲得。国内外において伝統派ブルネッロのトップ生産者の一つとして君臨し続けています。
こちらのブルネッロはソットが誇るフラッグシップキュヴェです。過去にはイタリア赤ワインのNo.1に選ばれた実績を誇ります。こちらのブドウ畑は平均20〜25年の樹齢で、海抜200〜400メートルの間に位置し、様々な土壌が混在するとこが特徴です。主に粘土質で、低地ではガレストロが多く、高地に位置する畑は砂利質土壌です。醸造は木製発酵槽とセメントタンクで行われ、1カ月以上。その後、30hlのスラヴォニアンオーク樽で約36カ月間熟成されます。
このヴィンテージはアロマとストラクチャーのバランスの取れたブドウが収穫されました。大型のオーク樽で2年間熟成。しなやかでベルベットのようなタンニンを持ち、風味豊かな味わいがフィニッシュまで続きます。凝縮した果実味と洗練されたタンニンが口の中で圧倒的な存在感を示し、美しい酸と鮮やかなミネラル感が驚くほど長い余韻へと導きます。イタリア赤ワインのNo.1に選ばれた類稀な美しい味わいをぜひご堪能ください。
品種 |
サンジョヴェーゼ100% |
色・タイプ |
赤・フルボディ |
生産国・地方 |
イタリア、トスカーナ州 |
容量 |
750ml |
原語 |
Poggio di Sotto Brunello di Montalcino |