シグネチャー ケイSignature K長野市でワイン作りの第一人者にシグネチャーケイは、ワイングロッサリーのワインバーでソムリエをされていた田中啓さんのワイナリーです! 2016年にワイン生産者への転身を決意して出身地の長野市にUターン。「始めるならすでにワイナリーがたくさんある地域ではなく、長野市で第一人者になりたい」という思いから、今までワイナリーのなかった長野市でのワイナリー立ち上げ計画がスタートしました。 ソムリエから作り手への転身田中さんはソムリエとして数多くの生産者の声を聞く中で「作る人の言葉の重みには絶対に勝てない」と感じるようになりました。そして生産者への憧れがふつふつと湧き上がってきたそうです。 アカデミーで基本を習得した後、高山村の「角藤農園」で住み込み修業を始めます。ワイン用ブドウ栽培歴40年の農場長である佐藤宗一さんはブドウ栽培のカリスマであり、田中さんにとって最大の師匠です。佐藤さん元で生活を共にしながら学んだ日々は今も田中さんの宝となっています。 ワイナリーの哲学ワイン作りを学んだ田中さんは、「違うワイン作りも見てみたい」と北海道へ渡り、岩見沢市のワイナリー「10R(トアール)」で住み込み修業を経験しました。そこでそれまで見てきたワイン作りとは哲学が違う”個性派ワイン”に出会ったのです。刺激を受けた一つが、収穫後の徹底した選果。10Rでは選果台に載せた大量のブドウを、10人程で丁寧に選果しています。それによってワインの味わいがより研ぎ澄まされるのです。その丁寧な選果を、自身のワイナリーでも取り入れるなど、そさまざまなワイナリーの哲学を吸収して作った初のワインは、自身としても合格点の出来ばえになりました。 飲んだ人を喜ばせる「日本一のワイン」を目指したい「ワインが完成した瞬間よりも、お世話になった人たちが飲んでくれた時、完成を喜んでくれた時が嬉しかった。目指すのは、グラスに注いだ瞬間から香りで幸福感を感じるワイン。ホテルやワインバーでソムリエとして提供してきた経験から、「飲む空間によってワインの味わいは変わる」と熟知しているからこそ、さまざまな空間で楽しめるワインを作りたい。(田中啓)」 |
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