エミリオ・ルスタウEmilio Lustauスペイン屈指のシェリーメーカールスタウ社は、1896年にから続くスペイン屈指のシェリーメーカーです。1945年から自社ブランドのボトリングを開始し、1980年にはプレミアムシェリーの代名詞にもなっている「アルマセニスタ・シリーズ」を発表。現在ルスタウ社は、高品質なシェリーを生みだす生産者として、高い信頼を獲得するブランドの一つに数えられています。創業からしばらくの間は、仕事の合間にシェリーを造り、出来上がったシェリーを大手メーカーに販売する、現地で「アルマセニスタ」と呼ばれる小規模の生産者として活動していましたが、1945年に自社ブランドを立ち上げます。現在の主力商品であるマンサニーリャ・パピルーサ、フィノ・ハラーナ、アモンティリャード・エスクアドリーリャ、オロロソ・エンペラトリス・エウヘニアなどの商品は、この時に誕生しました。そして、1950年から輸出も開始されました。1980年代は驚くほど繁栄した年で、ルスタウのコレクションが大きく発展する事になります。ソレラ・ファミリアール・シリーズが誕生し、1981年には最初のアルマセニスタシェリーがボトリングされます。しばらくして、ヴィンテージ・シェリーの熟成も開始しました。1998年にはスタイリッシュな独自形状のボトルを導入し新たな革新的な一歩を踏み出します。肩が傾斜したエレガントで濃い色のこのボトルは、ルスタウ社と他の生産者を区別する、ルスタウ専用の特別なボトルです。 大手ワイン・アンド・スピリッツメーカー、ルイス・カバジェロ社の傘下へ1990年、ルスタウ社は、大手ワイン・アンド・スピリッツメーカー、ルイス・カバジェロ社の傘下に入ります。資金的に大きなバックアップを得たルスタウ社は、品質重視の姿勢を貫きながら、さらに発展していくことになります。 2000年に入り、19世紀に建造された歴史的な6棟のボデガ群を取得し、段階的にストックを移していきます。ヘレスの中心に20,000㎡も広がる大きなボデガ群が、現在のルスタウ社のシェリーの主要熟成庫となっています。現在、ルスタウ社のシェリーは、トップ・クオリティー・ワインのベンチマークとして、世界中で高く評価されています。 |
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