シャトー・ド・ラ・ブレードChâteau de La Brède仏哲学者モンテスキューの生家フランスを代表する哲学者シャルル・ド・モンテスキュー。三権分立を提唱したことで知られていますが、彼の生家がボルドーにあり、ワイナリー当主の立場にあったことは、あまり知られています。 モンテスキューの生家であるシャトー・ド・ラ・ブレードは、長い歴史を持ち、11世紀までさかのぼる歴史的価値の高い建造物でもあります。 シャトーは男爵位や畑などとともにモンテスキューに相続され、重要な収入源でもあったワイン生産・販売にも力を注ぎました。 「良いワインは良いブドウから」というワイン哲学も備えていたモンテスキューは、適地摘品種、剪定、芽かき、収穫時期など栽培に関することも熱心に研究を重ね、新たな畑の購入や醸造設備への投資など、ワイナリーの発展に力を注ぎました。最終的には当時最先端の設備を備えた造り手となり、その後も代々家族へと受け継がれていきました。 現在醸造を担当するのは、グラーヴ生まれで30年以上のキャリアを持つ、ドミニク・アルヴェラン。近代的な技術を導入しながらも、モンテスキューが掲げていたワイン哲学と、テロワールを最大限に生かしたワイン造りを行っています。 |
シャトー・ド・ラ・ブレード Château de La Brède
絞り込み