アンリ・グージュHenri Gougesニュイの老舗ドメーヌ![]() 始まりは1925年。小作農だったアンリ・グージュ氏が9haの畑を購入して設立しました。 初代当主のアンリ氏は近代ブルゴーニュワインの立役者。20世紀初期、ネゴシアンによって名前を偽ったブルゴーニュワインが出回っていたのを危惧して1929年、ルソー、ダンジェルヴィルらとブルゴーニュワインの品質を守る組織を結成し、この地でもっとも早く元詰を実現し、消費者に直接販売を開始しました。 瓶詰機がない時代のこと、一樽ごとに手で瓶に流し込み、1本ずつ手でコルク栓をしました。 今では一般化している元詰も当時では革新的なことでした。 アンリ氏への地元のヴィニュロンたちの信頼は絶対的なもので、ニュイ・サンジョルジュの組合長から始まり、46年にはコート・ドールの組合長に就任しました。ブルゴーニュワインを普及するためのアイデアである、伝統のシュヴァリエ・ド・タストヴァンもアンリ氏の茶の間でのヴィニュロン達の集まりの中で生れたものです。アンリ氏のチャレンジ精神は、3代目にあたる醸造担当のクリスチャン氏と栽培担当であるピエール氏にしっかりと引き継がれています。 クリスチャン氏は、若い頃に海外を放浪した経験があり、異文化からインスピレーションを受けることに対しても全く抵抗がありません。
今日、畑に芝を植えることで広く知られているアンリ・グージュですが、そのきっかけはクリスチャン氏がエコロジー運動の盛んなドイツを旅行した時に見かけたことでした。最初は土砂が流れることを防ぐために始めたものでしたが、導入後、10年程たってから芝と共存して樹勢が押さえれるため、粒が小さく色の濃い葡萄が収穫されることが判明しました。
収量をコントロールするために基本的には摘芽も摘房も行うつもりにしていますが、自然に収量が抑制されるために摘房を実地したことはありません。また、除草剤も必要としません。 |
アンリ・グージュ Henri Gouges
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