本場フランス並みの優れた技術とワイン造り

シャトー酒折は、山梨県甲府市の酒折地区にあります。「酒折」という土地は古事記にも記されている、山梨県で最も古い地名です。製造設備は規模的には中規模ですが、できる限り自然のままのクリーンなワインを製造できるよう、最新設備が整えられています。また、製造工程上、微生物管理を徹底して、一切熱処理をしない瓶詰が行われています。

まさに、本場フランス並みの優れた技術と、ワイン造りにかけるスタッフの情熱溢れる仕事ぶりは、私達消費者のみならず、地元のブドウ栽培農家の方々からも大きな注目を集め、「是非、うちで採れたブドウもこちらで仕込んでほしい！」と、売り込みが相次いでいるそうです！

大和朝廷に対抗する酒折朝廷があったとも言われ、ヤマトタケル伝説にまつわる古代甲州の中心地であったと伝えられています。

エントランスには、古事記のヤマトタケル物語を表したステンドグラスが飾られています。古代史の英雄、ヤマトタケルノミコトが東征の帰途甲斐の国酒折宮で野営した際、旅情を慰め「新治筑波を過ぎて幾夜寝つる」と歌で旅程を尋ねたが、誰も答えることができませんでした。

その時、傍で火を炊いていた老翁が「かがなべてよには九夜ひには十日を」と[かひ（甲斐）] の文字を折り込み、当意即妙に歌で答えたため、 ミコトは大層その老翁を誉め、東の国の国造にした、という話の情景を絵に現したものです。

シャトー酒折は日本固有のブドウ品種である、白ワインの甲州種、赤ワインのマスカットベリーＡにこだわりを持ち、世界に発信でき、また同時に日々楽しめるようなコストパフォーマンスの高いワイン造りを目指しています。