ドメーヌ・ガティノワDomaine Gatinoisアイ村RM生産者NO.1評価!最上区画のブドウで造る贅を極めたシャンパーニュアンボネイ村、ブジー村と並び、シャンパーニュ地方随一のピノ・ノワールの品質を誇るグラン・クリュ、アイ村。ポンパ・ドール夫人とコンティ公による、ロマネ・コンティの争奪戦も有名ですが、アイ村はそれ以上に、当時のフランスで最高峰の赤ワインとして崇められ、王侯貴族たちがこぞって畑を手に入れようと奔走していました。 そんなアイ村で、年間生産量3~4万本という、少数ながらも最高級のシャンパーニュを生産しているガティノワは「ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」で、アイ村RM生産者でNO.1の評価を得ています。アイ村の畑はほとんどが南向きで、最高峰のブドウを生み出しますが、その中でも最高の畑は街のすぐ背後、マルヌ川沿いに落ちこむ急斜面。冷風が遮断され、マルヌ川の反射光と湿度による暖かな気温の恩恵を受けているからです。ガティノワはこれら最高の区画を含む27区画を、アイ村だけに所有しています。 現在当主を務めるのは12代目となるルイさん。父ピエールさんが急逝されてから若くして当主になり、「ガティノワの哲学は伝統の継承」というピエールさんの言葉通り、ガティノワのシャンパーニュ全てに共通する「力強さ、最高のフィネス、エレガンスを備えた気品」のあるシャンパーニュを生み出しています。卓越したピノ・ノワールを用いて、より一層のアロマや果実のパワーを引き出すのは可能ですが、あえてエレガントさとフィネスを優先させています。セパージュは、ピノ・ノワールの美点もっとも引出すという同家伝統の比率、ピノ・ノワール90%、シャルドネ10%を貫いていましたが、ルイさんに当主が移行し、これまでより少しシャルドネの比率を高める、新たな黄金比率ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%で造り出されています。父ピエールさんの時代より更に磨きがかかって洗練されているのがわかります。 |
ドメーヌ・ガティノワ Domaine Gatinois
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