ドメーヌ・ジャン・タルディ・エ・フィスDomaine Jean Tardy & Filsメオ・カミュゼとのメティヤージュ契約からスタートした名門タルディ家はもともとヴォーヌ・ロマネ村の数キロ先、フラジェイ・エシェゾーに本拠地をおいていました。1920年、コート・ドール県の議員として多忙であったドメーヌ・カミュゼの当主エティエンヌ・カミュゼは、いくつかの畑をMetayage(分益小作)契約でヴィクトール・タルディに任せました。これがドメーヌの始まりです。1966年、ジャン・タルディがそのメティヤージュを継承、ヴォーヌ・ロマネ村に本拠を移し、メオ・カミュゼの一級や特級畑の管理を任されます。同時期には同じくメティヤージュでカミュゼの畑を管理しワインを収めていた、かのアンリ・ジャイエ氏との交流もあり、その名声を確固たるものにしました。 2001年には、ディジョン大学で醸造学を学んだ息子ギヨームが、父からドメーヌを受け継ぎ、伝統と進 化の両方を兼ね備えたワイン造りを行っています。ワインで最も大切なのは畑の作業です 。ぶどうが清潔かつ健康であること、適切な熟し具合を見極めて収穫すること、これが最重要ポイントであると考えています。 そのため、冬の間に短く枝を剪定し、春には厳しい芽摘みを施し、初夏には葉摘みを徹底して行います。 |
ジャン・タルディ・エ・フィス Domaine Jean Tardy et Fils
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