マストロベラルディーノ　ラディーチ　タウラージ　2018

長期熟成にも耐え得るワイナリーの代表的キュヴェ

マストロベラルディーノは、1878年に創業した歴史あるワイナリーです。カンパーニアの伝統あるワイン造りに一貫してこだわり、「タウラージ」「フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ」「グレコ・ディ・トゥーフォ」といったワインがDOCGに認定されるのにも尽力しました。 世界的にも評価が高く、現代のカンパーニアワインの礎を築いた偉大な造り手です。

1986年に初めて生産されたラディーチは、ワイナリーを代表するキュヴェで、20年以上のきわめて長い熟成にも耐えるポテンシャル、緻密で力強い構造が特徴です。 10月下旬から11月上旬に手摘みで収穫され、ステンレスタンクでマセラシオン（22-24℃で25日）。バリックとオーク樽で24か月熟成、ボトリング後に瓶内熟成を24ヶ月行います。

濃いルビーレッドの色調。チェリーなどの赤い果実やスパイスを思わせる複雑で広がりのある香りが印象的です。口に含むとプラムやスパイスの味わいがあり、エレガントな余韻が感じられます。