ベガ・シシリアのバック・ヴィンテージ

ベガ・シシリアは、テンプラニーリョに国際品種を混ぜる醸造スタイルを確立させ、1992年の万国博覧会で金賞を受賞したことから、一躍有名となりました。

こちらのバルブエナは、スペインの雄「ウニコ」と同じ畑のブドウから造られていますが、セカンドワインではなく、ベガ・シシリアの顔とも言える、確固たるキュヴェとして位置づけられています。また、3年間熟成させることから「トレス・アニョ」と名付けられています。

ほのかに紫がかった濃いブラックチェリー色を帯び、コンポートやオークの香りが絶妙に合わさって広がります。噛みしめる程の肉感的な果実味を筆頭に、ミネラル、タンニンを含め、完成したバランスの良さはまさに脱帽です。