テヌータ・ディ・カルレオーネ　キャンティ・クラシコ　2021

長期熟成のポテンシャルを持つ上品でエレガントなキャンティ

ラッダに所有する標高450mの3つの区画のブドウを使用。20％は全房のまま、残りは脚で破砕します。区画ごとにタンクをわけて、約2カ月間自生酵母のみでマセレーション。一部をフランス産とオーストリア産の樽、キューヴ型セメントタンクの3つの容器で16カ月間熟成の後ブレンドし、その後2カ月間瓶内熟成させます。

複数のラッダのプロットから。40%全房（2020年は20％）。プロットごと にステンレスタンクやキューブ型のセメントタンクを用い、上限32℃を許容しながら合計60日間のマセレーション。 主発酵期間中は1日1回、5分間だけポンピングオーヴァーと軽い抽出を心掛けました。グルニエとストッキンガーの大樽、キューブ型のセメントタンクの3種の容器で16カ月の熟成の上ブレンド。2カ月間の瓶熟。

ベリーの果実味と程よいタンニンが心地よく広がり、キメの細かいシルキーな口当たり。ジューシーでカジュアルながら品の良さを感じる、カルレオーネならではの仕上がり。ラッダのテロワールが余すことなく表現された、エレガントでフレッシュな味わいです！　2021年は2020年よりもさらに明るい味わいで、テクスチャーとストラクチャーのバランスが見事です。