バス・フィリップ・ワインズ　エステート　シャルドネ　2022

瑞々しくジューシーでリッチなシャルドネ

1979年、わずか10エーカー程の土地でワイナリーを設立したフィリップ・ジョーンズは、アンリ・ジャイエの素晴らしいピノ・ノワールに魅了され、それまでのカベルネ品種からピノ・ノワールに切り替え、今日ではブルゴーニュ地方の偉大なドメーヌと違わない名声と評判を得るほどの地位を築きました。

2020年は、これまで数々の伝説的なワインを造ってきたフィリップ・ジョーンズ最後のヴィンテージであり、ジャン・マリー・フーリエ最初のヴィンテージです。フィリップはブドウの収穫終了まで畑とワイナリーを管理した後、ジャン・マリーに樽熟成やブレンディングなどの全てを引き継ぎ、43年の歴史に幕を閉じました。

レモンやリンゴタルトのアロマに、アーモンドを散らしたような香りが鼻をかすめます。瑞々しくジューシーでリッチな味わいで、口いっぱいに熟した桃とナッツのようなヌガーのフレーバーが広がります。バランスが良く、生き生きとした果実味と素晴らしい酸のストラクチャー!数年の熟成で、クリーミーなテクスチャーへと変化していきます。