ブラック・エステート　ダムスティープ　ピノ・ノワール　2020

ワイパラ・ヴァレーを代表する品格のあるピノ・ノワール

ブラック・エステートは、ニュージーランド南島ノース・カンタベリーのワイパラ・ヴァレーに位置するワイナリーです。1994年に、ラッセル・ブラックがオミヒにピノ・ノワールを植えたことから始まり、その後2007年になるとロッド・ナイシュとその家族が所有者となりました。現在はロッドの娘であるペネローペと結婚したニコラス・ブラウンがワインメーカーを務めています。

ダムスティープ・ヴィンヤードは、ワイナリー総面積24haのうち7.5haの広さを持ちます。手摘みした葡萄を破砕せずに100%除梗。自生酵母による自然発酵のうえ、500ℓと228ℓのフレンチオーク樽で12カ月熟成させています。

濃いめのルビー色に、プラムやラズベリー、ダークチェリーの黒果実香が広がり、それでいてスパイシーなニュアンスも感じられます。柔らかな口当たりで凝縮感ある果実味が存分に楽しめ、石灰質土壌由来のミネラル、シルキーなテクスチャーのタンニン、そしてエレガントなフィニッシュと、ワイパラ・ヴァレーのライジングスターという名に相応しい見事なピノ・ノワールです！