南アのトップ生産者が手掛ける渾身のグルナッシュ・ブラン！

ドノヴァン・ラール氏は2008年にこのブランドを発足し、立ち上げてわずか10年程で南アフリカのトップ生産者の一人にまで上り詰めた実力者です。古い畑のブドウにこだわり、極めてユニークな極上のワインを少量生産する事をモットーにしています。

こちらは、ピケニルスクルーフの畑からはフレッシュで塩味が魅力的なワインが生み出されることに注目したラール氏が、2016年に自身のプロジェクトとしては初めて単一品種にこだわってリリースしたキュヴェです。標高700mの風化した砂岩土壌の畑のグルナッシュ・ブランを手摘みで収穫し、低温に保たれた部屋で一晩寝かせます。全房使用率80％で、全房の部分は卵形コンクリートタンクで野生酵母による自然発酵を行い、除梗した部分はステンレスの開放槽にて5日間皮ごと自然発酵します。その後フレンチオークの古樽を使用しシュール・リーにて7カ月間熟成させます。

パワフルで濃厚、複雑なアロマが湧き上がります。パイナップルや桃などの南国フルーツや白い花などのとても豊かなニュアンスも感じられ、海風を感じるような深い塩味が特徴的です。いきいきとしてフレッシュでありながら、複雑なミネラルも感じられます。