ジャン・マルク・ボワイヨ　ポマール　1er　ジャロリエール　2018

力強くもエレガンスを備えるポマール1級

ジャン・マルク・ボワイヨは、1984年まではヴォルネイの実家において、祖父や父の下でワイン造りに励み、それ以降1989年まではピュリニィ・モンラッシェのオリヴィエ・ルフレーヴで醸造長の職に就いていました。1985年には、自身のドメーヌをポマールに立ち上げたため、1980年代の後半はドメーヌとオリヴィエ・ルフレーヴでの醸造を掛け持ちしていました。

ジャロリエールはヴォルネイとの境に位置する1級畑。豊満で力強いポマールらしいワインでありながら、どこかエレガントで繊細なヴォルネイらしさも感じられるワインです。

深みのあるルビーがかった紫色の外観。アロマはスモーキーで、熟した黒い果実やコショウのニュアンス。味わい深く、フルーティーでスパイシーなノートが豊かに続きます。力強く、豊かで肉付きが良く、口中を覆うタンニンが心地よく広がり、オークの風味を伴う持続性のあるフィニッシュで締めくくられます。