ラサックLassak「レンベルガー(ブラウフレンキッシュ)の復興」を掲げる若き夫妻ドイツ・ヴュルテンベルクのへシクハイムに拠点を構えるラサック。2016年にファーストビンテージを世に出した比較的新しい生産者です。ご夫婦でワイナリーを経営しており、協同組合のワイン造りが一般的なヴュルテンベルクで、「土地の味わいを思う存分詰め込んだワインを造りたい」という強い想いがワインに込められています。2023年までは仕事と育児をしながら畑仕事をしていましたが、本格的にワイン造り一本で歩み始めました。 ラサック夫妻が住むへシクハイムはネッカー川沿いにある風光明媚な街です。このネッカー川はドイツで10番目に大きな川で、へシクハイムに広がる貝殻石灰から成る土地を大きく削り、アンフィシアターのような壮大な地形を形成しました。その斜面に広がるブドウ畑と雄大なネッカーの景色は息を呑むほど美しいです。 ネッカー川沿いのヘシクハイムには貝殻石灰岩が広がり、川の影響と南ドイツにあることからブドウがしっかりと熟します。緯度はほぼパリと同じなので、酸もしっかりと形成されます。リースリングをはじめ、シュペートブルグンダー、レンベルガー(ブラウフレンキッシュ)を栽培しており、特に土着品種であるレンベルガーをフラグシップとしています。 コント・リジェ・ベレールでも長く働いていたシュテファニーは、リジェベレールの当主が最高のクローンとして勧めるラ・ロマネ、オーレニョのクローンを譲り受け、そのブドウ樹でシュペートブルグンダーを造ります。ラサックは、ドイツ国内で圧倒的な需要があり、日本への入荷は極僅か! 大変貴重な生産者です! |
ラサック Lassak
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