ブドウや畑が持つ力に任せるワイン造り

セッテマッジオはスイス南西部イタリア語圏のティチーノ州ベリンゾーナ郊外の幹線道路から曲がりくねった坂道を上った燦々と太陽が降り注ぐ丘にあります。1930年代に祖父母がブドウ造りを始め、父母の代からワイン造りが始まりました。現在は3兄弟(長兄ニコラ、妹エリアン、末弟ラファエル)がワイン造りを引き継いでいます。農薬を必要最低限の使用にとどめ、畑も一般的な生産者とは異なり基本的には手入れをせず、ブドウや畑が持つ力に任せるといった独特な哲学を持っている自然派生産者です。スイス版「ゴ・エ・ミヨ」では、「ティチーノで最高の16ワイン生産者」に選出、また、ヴィノム誌「2021年スイスワイントップ10」で3位にも選出されています。ワイナリーを訪問すると家族総出で出迎えてくれ、お母さんが作ってくれるティチーノ料理でもてなしてくれます。特にポルチーニのリゾットは絶品です。