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フィタプレタ

Fitapreta

フィタプレタは、醸造家アントニオ・マサニータが⺟⽅の故郷として縁のあるアレンテージョで⽴ち上げたプロジェクト。2004年、世界各地の有名ワイナリーで経験を積み帰国したばかりの彼が、この地でイギリス人コンサルタントとともに造ったワインがインターナショナル・ワイン・チャレンジ(ロンドン)でアレンテージョ・トロフィーを受賞したことを契機に本格的に始動しました。

  • 醸造家アントニオ・マサニータ
    アントニオ・マサニータは1981年⽣まれ。大学では農業⼯学を専攻していましたが、ワイン醸造に興味を持ち、世界各地の著名なワイナリーで経験を積んだ後、2004年アレンテージョでワインメーカーとしてのキャリアをスタートしました。彼の醸造哲学は、ポルトガル各地の伝統を尊重しつつ、現代的なワ インメイキングをバランス良く取り入れ、高品質なワインに昇華することです。この哲学のもと、アレンテージョの土着品種を積極的に⽣かし、この地域に残る数少ない混植の畑やアンフォラを用いたワイン造りにいち早く取り組むなどのプロジェクトは、イギリスのワイン評論家ジャンシス・ロビンソンMW他、国内外の専門家からも高く評価され、いまポルトガルで最も注目されるワインメーカーの1人です。

2004年のプロジェクト開始当初は、ワイナリーを間借りし、契約栽培農家のブドウで醸造していましたが、その後需要が大きく拡大したことから自社畑とワイナリーを取得しました。 2016年、アレンテージョの古都エヴォラ近郊に14世紀初頭に建造された古城(パソ・モルガド・デ・オリヴェイラ)を含む広大な農園を購入し、近代的な自社ワイナリーを建造(2017年から稼動)。翌2017年にはワイナリー周辺の畑(3.4ha)にブドウを植え付け、2018年、混植の区画を含む単⼀畑「シャォン・ドス・エレミタス」( 1970年植樹、20ha、“隠れ⾥”の意味)を取得しました。この畑からは世界でも稀なティンタ・カルヴァーリャとトリンカデイラ・ダス・プラタス(タマレス)の単⼀品種ワインが送り出されます。 フィタプレタの収穫はすべて手作業で、白品種は手摘みにも関わらず、暑い昼間を避けて夜間に収穫します。新設されたワイナリーは完全なグラヴィティ・フロー(重⼒式構造)で、白ワインは主に全房圧搾、発酵は、天然酵⺟による自然発酵が主体です。

フィタプレタ Fitapreta

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フィタプレタ ホワイト 2021

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瑞々しい果実を感じさせる爽やかな白! こちらはアレンテジャーノの2つの畑の土着6品種のフィールドブレンドです。柑橘のフレッシュなアロマがミネラルに縁どられ、豊潤な果実と適度に厚みのあるテクスチャーを貫く伸びやかな酸が瑞々しく爽快な余韻に導きます。
品種:ロウペイロ、ラボ・デ・オヴェーリャ、アリント、タマレス(トリンカデイラ・ダス・プラタス)、アリカンテ・ブランコ(ボアル・デ・アリカンテ)、アンタォン・ヴァス 白・辛口

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