フィタプレタFitapretaフィタプレタは、醸造家アントニオ・マサニータが⺟⽅の故郷として縁のあるアレンテージョで⽴ち上げたプロジェクト。2004年、世界各地の有名ワイナリーで経験を積み帰国したばかりの彼が、この地でイギリス人コンサルタントとともに造ったワインがインターナショナル・ワイン・チャレンジ(ロンドン)でアレンテージョ・トロフィーを受賞したことを契機に本格的に始動しました。
2004年のプロジェクト開始当初は、ワイナリーを間借りし、契約栽培農家のブドウで醸造していましたが、その後需要が大きく拡大したことから自社畑とワイナリーを取得しました。 2016年、アレンテージョの古都エヴォラ近郊に14世紀初頭に建造された古城(パソ・モルガド・デ・オリヴェイラ)を含む広大な農園を購入し、近代的な自社ワイナリーを建造(2017年から稼動)。翌2017年にはワイナリー周辺の畑(3.4ha)にブドウを植え付け、2018年、混植の区画を含む単⼀畑「シャォン・ドス・エレミタス」( 1970年植樹、20ha、“隠れ⾥”の意味)を取得しました。この畑からは世界でも稀なティンタ・カルヴァーリャとトリンカデイラ・ダス・プラタス(タマレス)の単⼀品種ワインが送り出されます。 フィタプレタの収穫はすべて手作業で、白品種は手摘みにも関わらず、暑い昼間を避けて夜間に収穫します。新設されたワイナリーは完全なグラヴィティ・フロー(重⼒式構造)で、白ワインは主に全房圧搾、発酵は、天然酵⺟による自然発酵が主体です。 |
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